@games日記(復刻版)    2011 July        トップへ

01 セッタエビ (3221回) (1) 滝修行 (3222回) (0) 中尊寺金色堂 (3223回) (1)
04 映画『小川の辺』 (3224回) (0) サイフォン・コーヒー (3225回) (1) 自転車の空気入れ (3226回) (3)
07 デザインが変わった (3227回) (1) キスのフライ (3228回) (1) チヌのカレー・ソテー (3229回) (1)
10 トイレの標識 (3230回) (1) 郵便ポストにも (3231回) (1) ナスそーめん (3232回) (1)
13 大塚美術館−2 (3233回) (2) 大塚美術館ー3 (3234回) (1) 大塚美術館ー4 (3235回)(1)
16 大塚美術館ー5 (3236回) (1) 大塚美術館ー6 (3237回) (1) 大塚美術館ー7 (3238回) (1)
19 なでしこが金メダル (3239回) (1) ゴールデン・シャワー (3240回) (1) チャリティ・コンサート (3241回) (1)
22 海の日祭り (3242回) (2) チター演奏会 (3243回) (1) 原罪 (3244回) (1)
25 原罪ー2 (3245回) (1) 花の色は (3246回) (1) 神と人間 (3247回) (1)
28 ルイ14世 (3248回) (1) ゴシップ・ネタ (3249回) (1) 阿波人形浄瑠璃 (3250回) (1)
31 阿波の木偶 (3251回) (1)


07/31 阿波の木偶 (3251回) 

あわぎんホールで、阿波人形浄瑠璃で使う『木偶カシラ』の展示を見た。
木偶カシラには、役柄に合わせていろいろな種類があった。

大きさはほぼ等身大か、やや小さめだ。
目玉、眉毛、口などが動き、色々な表情を作れるように工夫されている。
手(腕)も、一本一本の指が曲がるように細かく作られていた。

三人の黒衣が共同で動かす人形もある。息を合わせるのが大変だと思う。

表情の固定された『能面』とは一味違う趣がある。

yukky802さん 2011/07/31 22:38 郷土文化会館、観光目的で展示っされて居るって良いですね、 維持費も掛かるので、こちら、八王子では厳しいのかなと思います。

07/30 阿波人形浄瑠璃 (3250回) 

『第66回夏期阿波人形浄瑠璃大会』を見て来た(あわぎんホール 7/24)。
徳島の人形浄瑠璃の有名な座が出演する大会だ。

演目は、
・傾城阿波の鳴門 (巡礼歌の段)(十郎兵衛内の段)
・壺坂観音霊験記 (沢市内の段)(山の段)
・伽羅先代萩 (御殿の段)(政岡忠義の段)
・本朝二四孝 (奥庭狐火の段)    など。

最初は、人形と操る黒子の双方が目に入るが、次第に慣れると人形の動きだけが目に入る。
浄瑠璃を語る太夫、三味線、そして人形使いの黒子の見事な連携だ。

徳島では今も古典芸能に属する人形浄瑠璃に情熱を持つ人たちがいるのに感激した。

yukky802さん 2011/07/31 22:32 此方の地元にも「車人形」があります、徳島は3人使いだが 八王子のは1人で人形遣いは尻に箱車をつける、色んなところで、色々と発展して居るんですね。

07/29 ゴシップ・ネタ (3249回) 

貴族の家の風景、若夫婦と執事が描かれている。

説明によると、政略結婚をした若夫婦は、結婚後数日でお互いに飽きてしまい、
執事は請求書の束に頭を抱えている絵だという。

盛大な披露宴で世間を驚かせたが、二人に愛情などは無くたちまち離婚の危機。
まるで有名人のゴシップ・ネタそのものだ。

こういうことは珍しくはなく、現代なら写真週刊誌の絶好のネタになる。
しかし写真のなかった昔に、こんな絵を画家に描かせたパトロンの目的は何だったのだろう?

yukky802さん 2011/07/29 22:15 当時の絵画は芸術云々では無くて、当に今の写真週刊誌の如く、話のタネの様だったのかも知れませんね?。

07/28 ルイ14世 (3248回) 

フランスのルイ14世(太陽王)は1643年から72年間の永きにわたり国王として在位した。
彼の肖像画を見て、ファッションは面白いと思った。

気づいたことは、
・ガウンの下の足にはタイツを履いている。
・高いヒールの靴を履いている。
・髪の毛はカツラ。

現代でも、芸能人などはこれに近いファッションなのかも知れないが、
一般人には恥ずかしい奇妙な衣装だ。

yukky802さん 2011/07/28 23:18 何と云っても、当時の常識が分かりませんのでなんとも?。

07/27 神と人間 (3247回) 

神は永遠の命を持ち、人間は寿命がある(創世記)。
ちっぽけな存在である人間が、神と争うなどとんでもないことだ。

花のような美女に、ヴィーナスよりも美しいという評判が立ち、
神と比べ争ううなどとは不遜だとして裁判が開かれる。

弁護人になった男は、裁判官たちの前で、女の衣裳を剥ぎ、
この美しい女が罪を犯したのでしょうか? と裁判官に問い質す場面だ。

これは魔女裁判と同様に、キリスト教の権威を守るために実際にあった事件のようだ。

yukky802さん 2011/07/27 22:35 「実際にあった事件のようだ」   ↑  これは可笑しい?、神が幾ら綺麗でも人間は超えられない筈、 何故って、人間の女性ならなら恋も出来るし、赤ちゃんも作れる しかし、神ではそうは行かない!。  神は生物では無いからね?、価値は低いです?。

07/26 花の色は (3246回) 

「花の色は 移りにけりな いたずらに 我が身世に古る 眺めせしまに」(小野小町)

という歌がある。

絶世の美女と言われた小野小町も、年をとればただの叔母さんとなり、最後は死ぬ運命。
人間の宿命ー無常感 を現す歌だ。

美女も年を取り死ぬ運命を免れない、という事を現した絵画があった。

美女はヴィーナスのように美しく描かれているが、死(骸骨)と向かい合っている
或は、骸骨(死)が「お前だって死を免れないのだよ」 と囁いている。

yukky802さん 2011/07/26 17:16 現実を教えて居るんでしょうか?、ややお節介とも思えますね?。

07/25 原罪ー2 (3245回) 

昨日の創世記の中に、
「蛇は言葉巧みにイヴ(エバ)に近づき、木の実を食べさせることに成功した。
アダムもイヴ(エバ)に従って木の実を食べた。」と書かれている。

神の意思に背いて(禁断の)木の実を食べたが、悪いのは
(唆した)蛇 → イヴ(エバ・女性) → アダム(男) の順になるので、
中世の男性中心(キリスト教)社会では、「女性が悪の根源で男性を堕落させた」という考えがあった。


女性こそ全ての悪の根源である」とはいうものの、 その女性に限りなくエロスを感じ、求めずにはいられないのが男である。
男は女に誘惑され、その餌食となる。

そんな思想を具体化した絵があった。
モッサ、ギュスターヴ・アドルフ(1883〜1971) 『彼女
「彼女」の下には、小さな無数の男が累々と横たわっている。

yukky802さん 17:40 人類の種を守るには当然の教えなんでしょう?。

07/24 原罪 (3244回) 

大塚美術館でたくさんの西欧名画を見たが、キリスト教に関連する画がとても多かった。
キリストの磔と復活」や「聖母マリアの受胎告知」などだ。

もう一つは『ギリシャ神話』『旧約聖書・創世記』を題材にした画だった。

キリスト教には、【原罪】という考え方がある。
(宗派によって、解釈が違ったり、原罪を認めない宗派もあるらしいが)

『創世記』にみる「原罪」】 そもそもキリスト教の原罪の概念は『創世記』のアダムとイヴ(エバ)の物語に由来している。
『創世記』の1章から3章によれば、アダムとイブ(エバ)は日本語で主なる神と訳されるヤハウェ・エロヒム(エールの複数形)の近くで生きることが出来るという恵まれた状況に置かれ、自然との完璧な調和を保って生きていた。
主なる神はアダムにエデンの園になる全ての木の実を食べることを許したが、中央にある善悪の知識の木の実(いわゆる禁断の果実)だけは食べることを禁じた

しかし、は言葉巧みにイヴ(エバ)に近づき、木の実を食べさせることに成功した。
アダムもイヴ(エバ)に従って木の実を食べた。
二人は突然裸でいることが恥ずかしくなり、イチジクの葉をあわせて身にまとった
主なる神はこれを知って驚き、怒った。こうして蛇は地を這うよう定められた呪われた存在となった。

結果的に、2人は主なる神との親しい交わりを失い、永遠の生命を失い、自然との完全の調和も失った
ヤハウェ・エロヒムはアダムとイヴ(エバ)が命の木を食べることを恐れ二人を呪い、エデンの園から追放した。
いわゆる失楽園である。子孫たちにも2人の行動の結果が引き継がれることになった。

ーーーーーーーーーーーー
7/15の日記に書いたように、
「「道徳的モラルが非常に厳しいキリスト教社会の中では、 女性が裸で自然の大地に眠るような情景は、神話の口実なしには表現できなかった
しかし実際にはこの口実のお陰で鑑賞者はエロチックな裸体を享楽できた。」

『創世記』では、「二人は突然裸でいることが恥ずかしくなり、イチジクの葉をあわせて身にまとった。」と書かれ、
キリスト教は「人間は裸を恥ずかしがるものだ」と定義し、裸を人に見せたり、絵に描くことを禁じた。
しかし、何故か「創世記や神話」であれば、裸を描くのも構わないと許した。

建前=人間世界のモラル と 本音=創世記、神話の世界(=エロチックを好む本性)の見事な使い分けだ。

yukky802さん 2011/07/24 17:42 此の神話、道徳的な物では無く、本音から始まったのかも?。

07/23 チター演奏会 (3243回) 

ドイツ村で「チター演奏会」を聴いて来た(7/18)。

演奏曲目(一部)
・イギリス映画「第三の男」のテーマ曲(A.カラス)
・ローレライ(F.シルヒャー)
・ヴェルト湖のほとり(F.ミュールホルツ)
・うみ(井上武士)
・ふるさと(岡野貞一)  他

出演は、内藤敏子(日本チター協会会長)ほか10名。

映画「第三の男」のテーマ曲のチターの音は良く覚えている。
この曲は、恵比寿麦酒のCMに使われたり、JR恵比寿駅の発車の音楽にもなっている。

チターという楽器を生で聴くのは初めてだったし、演奏者も少ないのだろうか?
内藤さんの説明では、チターは48弦、6オクターブもあり、ピアノに匹敵する音域をカバーする。

チター、マンドリン、ギターの他に、ベルツリー、ハックブレット、
シュトライヒ・プサルター
(ロシアのバラライカに似ている?)という珍しい楽器も演奏に参加した。

yukky802さん 2011/07/23 16:55 アントンカラスって有名ですよね?、今の若い方には馴染みが無いのかも?。

07/22 海の日祭り (3242回) 

JF北灘・海の日祭りに行って来た(7/17)。

活魚コーナー、魚のさばき方教室、魚のつかみどり(中学生以下)、ハマチのえさやり体験、などのイベントがあり、
生シラス丼、サザエ・磯焼きなどのグルメもあった。

大浦港の傍にあり、その日に水揚げされた魚を売っている。
三枚に下ろし骨切りしてあるハモと中型の鯛を一尾買って帰った。

ハモは湯引きして梅肉で食べるととても美味しい。
先日、TVで京都の祇園祭を見たが、この頃は京都でもハモを食べる時期で、 ハモ祭りと言う別名があるそうだ。

t-cherryさん
yukky802さん 2011/07/22 23:00 ハモ、食べた事ありません?。

07/21 チャリティ・コンサート (3241回) 

ドイツ館でチャリティ・コンサートがあった(7/16)。

ヘンデル:チェロ、ファゴット、ピアノのためのソナタ ト短調 作品2-8
モーツアルト:ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292
ベートーベン:ヘンデル「見よ勇者は帰りぬ」の主題によるチェロとピアノのための12の変奏曲 ト長調

W.デ・フェッシュ:チェロとファゴットのためのソナタ ハ長調 作品8-10
ベートーベン:チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調 作品5-1
シューマン:チェロとピアノのための「幻想曲集」 作品73

チェロ:レベッカ・ラスト
ファゴット:フリードリヒ・エーデルマン
ピアノ:福田可織

ドイツ人の二人は、東北大震災の被災者のためにチャリティ・コンサートで全国を回っていると聞いた。

yukky802さん 2011/07/21 22:28 立派ですね、こうして海外からでもおしみなく支援してくれる 有り難い事です。  なのに、何時までも被災者を困らせて居るのは総理大臣だけだ?。

07/20 ゴールデン・シャワー (3240回) 

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で日本のなでしこチームが表彰台に上がった時、
金色の吹雪が舞い散る演出があり、アナウンサーは「ゴールデン・シャワー」と叫んだ。

この言葉を聞いて、先日大塚美術館で見た「ダナエ」の絵を思い浮かべた。

【ダナエ】 マビュース(ネーデルランド)1527年
マビュースはネーデルランドの画家で、本名をヤン・ゴッサールトという。
1503年、30才でアントワープの画家組合に加入を許されるほどその技量には優れたものがあった。
ローマで、レオナルド・ダ・ビンチの作品に強い感銘を受け、以後盛期イタリア・ルネッサンスの影響を受けた画家となる。

「ダナエ」はギリシャ神話の、アルゴス王の娘で、彼女の息子は国王を殺すであろうとの予言を恐れ、王はダナエを銅の塔に幽閉する
しかし、彼女に恋をするゼウスは、黄金の雨に姿を変えてダナエに近づき、ペルセウスが生まれた
このペルセウスは予言通り王を殺すことになる。

★「ゼウスが黄金の雨に姿を変えて」というところが絵に表されている。この場面を絵に描こうと考えたところがマビュースの天才だ。

★ 日本の神話でも、三輪山の神(大王)が「蛇に姿を変えて」娘に近づくという話が残っている。
大昔の人達は何にでも変身できたらしい。実に羨ましい。現代人は科学知識を身につけた代わりに、このような能力を失った?

ーーーーーーーーーーーーーーーー 台風6号が通過していったが、思わぬ置き土産があった。
一つは、アパートの地デジ集合アンテナが故障して、受信できなくなり、昨夜のドラマの一本が録画出来なかった。
もう一つは、NTTのADSLが故障して、インターネットの接続が不能になった(光電話はOK)。
いずれも午前中に修理が終わり回復したので、ほっとした。

yukky802さん 2011/07/20 17:35 「このような能力を失った?」← 腸能力とまでは行かないまでも 視力とか、聴力、運動能力は昔の人から比べたら相当に 衰えて来たのでしょうね?。

07/19 なでしこが金メダル (3239回) 

 【フランクフルト(ドイツ)江連能弘】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日(日本時間18日)、当地で決勝を行い、日本(なでしこジャパン)がPK戦の末、世界ランキング1位の米国を降し、初優勝した。

明け方に起きてTVをつけたら、後半戦が始まったばかりだった。
最初の得点はアメリカに先行されたが、その後1点を取り返し、引き分けに持ち込み、延長戦へ。

延長戦の後半、またもやアメリカに先行されたが、その後コーナーからのボールを澤が押し込み、PK戦へ。
PK戦を3−1で勝ち抜いた

ランキング世界一のアメリカを破った必死の戦いは見事だった。
アメリカはさすがに世界一と言う実力を示したが、それに負けずに粘り勝ったグッドプレイだった。

yukky802さん 2011/07/19 22:31 当に!、快挙でしたね、東日本大震災に沈む日本には最高の結果だった!!。

07/18 大塚美術館ー7 (3238回) 

これも有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵は、
「修復前」と「修復後」の二枚が部屋の左右に並べて飾られていた。

修復前の絵は、全体に薄く黒ずんでいて、部分的にひび割れなどの跡があるが、
修復後は、汚れが綺麗に取り除かれ、ひび割れなども無くなっている。

ただ、不思議な事だが、修復前の方が絵に深みがあるように感じた。 (好みの問題か?)

yukky802さん 2011/07/17 15:45 修復って、取りあえずはその道のプロが遣って居るのでやはり、好みの問題でしょうね?。

07/17 大塚美術館ー6 (3237回) 

7/13の日記に「写真撮影は自由」と書いたら、 yukky802さん から、次のコメントが。
2011/07/13 17:53
<写真撮影が出来るって珍しいですね、しかし、その写真は掲載とかは駄目なんでしょうね?。>

大塚美術館が入館者の写真撮影を許可している理由は次の二つだと推測している。

1)通常の美術館の原画は油絵などが多く、強い光(紫外線も)が油絵の材料を変質させ、画を傷めるため、 照明も暗く設定し、写真撮影(フラッシュ光)を禁止しているが、
大塚美術館の陶板画は「焼き物」なので、光で変質(傷む)ことはない。

2)展示されている陶板画のオリジナルは全て古いものなので、「著作権」の問題は起きない

従って、個人で撮った写真をブログなどにアップするのも問題はないと解釈している。

yukky802さん 2011/07/18 16:39 著作権の期限が切れた作品なんですか?、納得です。  なので、陶板画として複製しても問題無い訳ですね、これは良い事ですね、
優れた作品が広く何処でも観られる様に成って事は、当に、大衆に行き渡るって言う事ですものね。
 今はデジタル時代、優れた作品が遍く大衆に行き渡り皆がその良さを感じられる時代なんですね。

07/16 大塚美術館ー5 (3236回) 

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(通称ゴヤ)

1786年、40歳で国王カルロス3世付き画家となり、1789年には新王カルロス4世の宮廷画家となる。
このように、40歳代にさしかかって、ようやくスペイン最高の画家としての地位を得たゴヤは、1792年、不治の病に侵され聴力を失う。
今日ゴヤの代表作として知られる『カルロス4世の家族』、『着衣のマハ』、『裸のマハ』、『マドリード、1808年5月3日』、『巨人』などはいずれも、ゴヤが聴力を失って以後の後半生に描かれたものである。

ーーーーーーーーーーーーー
有名な『着衣のマハ』、『裸のマハ』の二枚の画を並べて見ることが出来た。

yukky802さん 2011/07/16 16:22 聴力を失うと、集中力が増すのかもしれませんね?。

07/15 大塚美術館ー4 (3235回)

『ヴィーナス、キューピッドとサテュロス』コレッジョ作(1489〜1534)

作品の解説にこう書いてある。

道徳的モラルが非常に厳しいキリスト教社会の中では、
女性が裸で自然の大地に眠るような情景は、 神話の口実なしには表現できなかった
しかし実際にはこの口実のお陰で鑑賞者はエロチックな裸体を享楽できた。

森でヴィーナスが息子のキューピッドと昼寝をしている。
身体を覆うヴェールを剥いで見ているのは森のサテュロスで、好色の擬人像である。
絵を委嘱したマントヴァ公フェデリーコ・ゴンザーガはこうした快楽的テーマを好んだ」

ーーーーーーーーーーーーーー
建前(厳しい道徳的モラル)本音(エロチックなものを好む)を使い分けることは どこの社会にもあることだろう。
しかし西欧の方が上手に使い分けていて、現代の日本は下手だと思う。
西欧では「神話だから」という名目で、芸術家は堂々と裸体画(或は彫刻)を描き
人々はそれを鑑賞するのに何ら罪悪感を覚えなくてよい雰囲気を作った。

一方日本では、エロチック=卑猥、という見方で「犯罪では?」ということにしてしまったため、
芸術家はその腕を存分に揮うことが出来ず、作られる作品はアングラへ流れることになってしまった。

僅かに美術館で展示されるような裸体画(或いは彫刻)やヌード写真集は、公に認められているが、
それ以外は非合法とされ、密かに売買されるモノ(ポルノなど)を見る人は、見つかりはしないかと ドキドキしながら鑑賞する羽目になっている。

いくら法律で規制し、取り締まりをしたとしても、
根本的な欲望が存在する限りは、裸体を描き、鑑賞するという行為はなくなりはしない。
法の網の目を細かくするというような解決方法ではなく、別のやり方もあるはずだ。

江戸時代以前の日本の方が余程上手だった気がする。

yukky802さん 2011/07/15 23:22 「根本的な欲望」← 種の保存という、大事な事、何故、エロチックを通常社会から見えなくしたのでしょう、遣り方に因っては 性犯罪等、激減したかもしれない?。

07/14 大塚美術館ー3 (3234回) 

途中でトイレに入ったが、便器の前の壁に「陶板画(ハガキ大)」が飾られていた。
用を足しながらも勉強しましょう、ということだろうか?

このサイズの陶板画は、ミュージアム・ショップでは2〜3000円で販売されていた。

yukky802さん 2011/07/14 17:11 こう云うのを家庭の風呂場等に貼るのも良いですね。

07/13 大塚美術館−2 (3233回) 

鳴門公園近くの大塚美術館に行ってきた。(6/12日記参照)
陶板名画美術館」で古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点
広い美術館の五つのフロアーに展示されていて、急いで見て回っても4時間ほどかかってしまった。

西洋美術史を勉強するような感じで、学校で学んだ有名な絵画がたくさんあった。 実物大の陶板名画ということで、写真撮影は自由と言うのが嬉しかった。

絵には一枚一枚説明が書かれていたが、全部を丁寧に読んでいたら、一日ではとても回れないだろう。
無線による音声ガイド器が500円 で貸し出されていた。 その他、ボランティアの人によるガイドツアーもあった。団体で来た人には便利なサービスだ。

驚いたのは、案内ロボットも動いていた ことだ。順路に沿って動きながら音声で説明していた。

動物好きです hirarahiraraさん 2011/07/13 10:32 行ってみたい美術館の一つです。見るのに、結構時間がかかるんですね。
yukky802さん 2011/07/13 17:53 写真撮影が出来るって珍しいですね、しかし、その写真は掲載とかは駄目なんでしょうね?。

07/12 ナスそーめん (3232回) 

TVで「ナスそーめん」の作り方を見た。

ナスは皮をむき、細い短冊形に切り、塩もみしてから洗い、 片栗粉をまぶして、熱湯で2〜3分茹でる。
さらに水洗いして、冷たく冷やす。

トッピングは、写真のように卵の黄身、納豆、ネギ、など。
ワケギ、大葉、等も良いし生姜も薬味として好い。

そーめん汁をかけて食べる。つるつるとした喉越しが心地よい。

yukky802さん 2011/07/12 17:37 暑い夏には持って来いですね。

07/11 郵便ポストにも (3231回) 

徳島駅前の郵便ポストの上でも、人形が阿波踊りを踊っている。

以前の国営時代ならこんな遊びは許さないだろうが、
民営化された日本郵便だから出来たのだろう。

yukky802さん 2011/07/11 17:07 国営でも、徳島ならOK!?、なんじゃないかな。

07/10 トイレの標識 (3230回) 

徳島は、阿波踊りの国だ。
街を歩くと、いろいろな阿波踊り人形・彫刻にで出会う。

眉山に登って、展望台のトイレに入ろうとしたら写真のような粋な標識だった。

徳島の人が、阿波踊りにかける情熱が分かる。

yukky802さん 2011/07/11 17:04 これは良い!、一目で分かりますね。

07/09 チヌのカレー・ソテー (3229回) 

黒崎の岸壁で、チヌ(黒鯛)がたくさん釣れた。
小型で10cmほどだが、腹を裂くと卵を持っていた。

背びれ、腹びれなどを除いて、塩コショウで下味を付け、小麦粉にカレーパウダーを混ぜて振り掛け、 フライパンに多めの油を引いて、両面をカリカリになるまで焼いた。

背骨は固く食べられなかったが、尻尾などはカリカリとして美味しかった。
釣った魚が夕食のおかずになるというのはいいものだ。

yukky802さん 2011/07/11 17:05 美味しそう!。

07/08 キスのフライ (3228回) 

大型スーパーの鮮魚コーナーでは、その日に水揚げされた色々な種類の魚を安く売っている。
先日、キス(小型)を見つけたので買って帰った。

ネットでレシピを調べ、簡単なフライで食べることにした。
小型なので、頭も骨もバリバリと食べられた。

yukky802さん 2011/07/08 16:13 地元産の魚がその日のうちに買えるなんて、素晴らしいですね。

07/07 デザインが変わった (3227回) 

二日ほど前から、@GAMESのデザインが変わった。

(以前から予告されていたのかも知れないが、気づかなかったので、
通常より長いメンテの後で新しいデザインを見て驚いた)

全体としては良いデザイン、使いやすく見易くなったと思う。

ただ、大変更の後は往々にしてバグが発覚し混乱することも多い。 そうならないよう祈るだけだ。

yukky802さん 2011/07/07 17:18 今の所、使い勝手に成れ無くて、困って居ます。

07/06 自転車の空気入れ (3226回) 

自転車の空気入れ機」を見た。   一回、百円だ。

機械が置いてあると言う事は、それだけの需要があると言う証拠か?
大型のショッピングモールだが、自転車で来る人も多いと言うことになる?

家の近くのDIY店では、空気入れを無料で使わせていた。
自転車を商品として売っているので、それの付加サービスだろう。

百円が高いか、安いか、微妙な所だと思った。

週末不在な司法長官(土日 間宮飛鳥さん 2011/07/06 09:27 サービスと解釈するか商売と解釈するか、の違いが値段に反映されてるかも?w
今日も暑くなりそうです。 § Cの世界 §さん 2011/07/06 09:32 はじめまして。通りすがりの者です。 自転車の空気入れをおいてあるお店なんてあるんですね。 自動車のタイヤの空気入れの方がうれしい感じがしますよね。 自転車の場合、手動のものでもすぐに入るのですけど、自動車の場合、足ふみ式や手動のものだと時間もかかるし疲れるんですよね。 自転車で一回100円は、少し高いかもしれません。 では。
yukky802さん 2011/07/06 16:38 微妙な値段です?、しかし、100円っとはっきり詠って居る以上 自転車屋さんの好意で借りるのでは無くて、客として 堂々と使え、返って気持ち良い!、かも?。

07/05 サイフォン・コーヒー (3225回)

北島町のショッピングモールの中の珈琲ショップでコーヒーを飲んだ。
色々な種類のコーヒー豆を揃えていて、注文できる。

注文した豆を挽いて、目の前でサイフォンでドリップして作ってくれた。

ファミレスなどでも自動機械(コーヒーメーカー)で安く飲める時代だが、 豆の種類を選ぶことまでは出来ない。

サイフォンでドリップすると味がどう違うのか、それほどの舌はないが、
何故か味も香りも、一味違うように感じるから不思議だ。

yukky802さん 2011/07/05 22:36 やっぱ?、味は目でも見えるんでしょうか?。

07/04 映画『小川の辺』 (3224回) 

藤澤周平原作の映画『小川の辺』を観た。

海坂藩士・朔之助は脱藩した佐久間を斬れと家老から命を受ける
。 しかし、佐久間はかつて剣の腕を共に競った仲間である上に実妹・田鶴の夫でもある。
逡巡の末、両親とも相談の後、朔之助は家名を守るために刺客となる決意をし、部下の新蔵と共に佐久間と田鶴が潜伏する行徳に向かう。

佐久間は飢饉に苦しむ農民を救おうと、藩の農政に対する建白書を藩主に提出したのが原因で海坂藩に居づらくなったという事情があり、朔之助は佐久間の改革への熱意に共感している。
さらにそれは藩政の腐敗に対する強烈な批判でもあり、正面切って藩主に上申する勇気のない家老たちも内心は「わが意を得たり」の気でいる。
ところが、気性の激しい藩主を慮って佐久間一人に泥をかぶせようとする。事なかれ主義の蔓延と尻拭いさせられる者の悲哀が、朔之助・新蔵の道中、詳らかになる。その緑深い森や山・澄み切った川といった豊かな自然を背景に語られるシーンが美しい。

結局、朔之助は行徳で隠れ住む佐久間を見つけ出し目的を果たし、田鶴と新蔵を残して去る。

ーーーーーーーーーーーーー
藩命と情の板挟みに葛藤しながらも武士の本分を貫き通そうとする主人公を 東山紀之が押さえた演技で好演していた。



07/03 中尊寺金色堂 (3223回) 

★後悔しないために知っておく 中尊寺金色堂のがっかり度

ユネスコが岩手県の平泉を世界遺産に登録した。被災者を励ますための決定なのだろ う。地元は喜びに沸いている。
 平泉は源頼朝に追われた義経が弁慶らとともに絶命した観光名所。
なかでも中尊寺は 有名で、1124年に造立された金色堂が観光客を集めている。この夏は人出が増えそ うだが、実は中尊寺は別名「がっかり寺」とも呼ばれている。
「行ってみたら期待外れ だった」という人がけっこういるのだ。

旅行ライターが言う。 「金色堂は1968年に建てられた覆堂の中にあり、全体をガラスで覆われています。
そばに近寄ることができないし、ガラスが反射するので細部が見えにくい。テレビで見 たほうがキラキラ輝いてキレイだから“がっかり寺”と呼ばれるのです」

 国内には同じような場所がけっこうある。俗に“3大がっかり”の筆頭に挙げられる のが
札幌の時計台。次が高知のはりまや橋と、長崎のオランダ坂だ。
 時計台とはりまや橋には観光客から「思ったより小さい」という声が上がることが多 い。
「両方とも昔は周囲に何もないため存在感があったのでしょうが、いまは雑然とした街 並みに埋没している。
はりまや橋などは全長10メートルもなく、バスであっという間
に通り過ぎてしまうため、お客さんから“もう一度渡って”と要求されるほど。
オラン ダ坂は周囲に洋館が立ち並んでいると期待してしまいますが、異国情緒の乏しい単なる 坂です。観光客は坂を上る。それだけです」(ツアーコンダクター)

 このほか昨年、奈良で開催された“平城遷都1300年”の平城京跡もがっかり度が 高い。

 ちなみに世界の「3大がっかり」は
シンガポールのマーライオンコペンハーゲンの 人魚姫の像ブリュッセルの小便小僧が一般的だ。

国内、国外を問わず、現地に行く人 は覚悟したほうがいいかも。 (日刊ゲンダイ2011年6月28日掲載)

ーーーーーーーーーーーーー
確かに評判を聞き、期待して行ったのに、見るとがっかりすると言う事は多い。

yukky802さん 2011/07/03 17:15
たとえがっかりでも、行けば気が済むし、行かなきゃ分かりませんからね、行って、分かるって事が観光なんじゃないかと思います。

07/02 滝修行 (3222回) 

諸見里しのぶ、滝修行でスッキリ“開幕気分”   2011.6.29 06:10

気温30度を超す猛暑のなかで、しのぶが滝修行(撮影・櫃間訓)
 女子ゴルフの諸見里しのぶ(24)が28日、山梨・早川町にある雄滝弁天道で、毎年恒例の滝修行を行った。
7月7日に開幕するメジャー「全米女子オープン」(米コロラド州、ザ・ブロードムーア イーストC)に向け、日本古来の修行で気分を一新した。

 プロ入り前から毎年、冬季にこの“荒行”を行ってきたが、東日本大震災の影響で見送っていた今季はここまで0勝、最近2試合は連続予選落ちと、不振にあえぐ。

白装束姿で題目を唱えながら高さ約20メートルの滝に3度も打たれ、「嫌な気は流してきた。 これをしないと開幕した気がしない」とスッキリ。
2日に渡米予定で「昨年の34位を上回り、今季後半の1勝につなげる」と意気込んだ。(サンケイスポーツ)

ーーーーーーーーーーーー
他のスポーツもそうだが、ゴルフもメンタル面(精神力・集中力)が結果に影響しやすい。
日本古来の滝修行で、優勝争いに参加するようになって欲しいものだ。



07/01 セッタエビ (3221回) 

近くの海鮮料理屋で珍しいエビを食べた。
セッタ(雪駄)エビ」と言う名前だ。

尻尾?が大きく広がっているようだ。

身体全体の大きさに比べると身は少ないと思った。
味は、イセエビなどと変わらない感じだった。

yukky802さん 2011/07/01 17:14 形が雪駄の様に薄くて大きいのかな?、形はともあれ美味しければいいですね。



             日記インデックスへ