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(5/31) 俎板の音は男手夏料理 夢積 まな板の音はちょっとぎこちない男料理を思わせる。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 夕日さす畑に揺るるや芥子坊主 栄太郎 ヒナゲシが夕日に輝いている。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 ひときわ目立つ雛罌粟の芥子坊主です。細く長い茎が 夕日の風に揺れ続けていました。 釣糸をびんびん鳴らす岩魚かな 泰與 釣り糸がびんびんと鳴る、大物だ！ 小口 泰與 北野 和良様 有難う御座います。大変嬉しいです。 もう三月床屋に行けぬ毛虫かな 慢鱚 自粛で三ヶ月も床屋に行けなかった。まるで毛虫のようのなってしまった・・ 大工原 一彦 北野 和良さん。ご選句いただきありがとうございます。 まさにそのとおりです。 (5/30） 夏空にジェットの舞の慰労かな 淳 自衛隊ブルーインパルスによる医療従事者へ感謝のデモ飛行。 京谷淳 北野 和良さんご選句ありがとうございます。 医療従事者の方には頭が下がります。 （並選） 父逝きし日の遠くなり古袷 夢積 父の形見の古袷を着て父を偲ぶ。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 海を割り火球のごとき夏落暉 夢見昼顔 海へ割り込むような夏落暉、大きな景ですね。 岩永静代 和さん、おとりいただき、ありがとうございます??！ ニュースで大阪湾に沈む夕陽を見ました。 それはそれは真っ赤で、海が割れていくようで、目に焼き付きました！ 泰山木の花の香気や抓みみる 栄太郎 泰山木の花の香気に見せられた作者。 桑本 栄太郎 北野さん、Mutumi Shinogiさん・・大変有難う御座います！！。 泰山木の花が咲き始めましたね？とても高貴な香りがして、 思わずつまんでみましたが結構柔らかいですね！！。 (5/29) 御馳走に迷い箸かな夏料理 夢積 美味しそうなご馳走が並び、どれから箸をつけようかと迷ってしまう。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 雲映す湖面に雨かあめんぼか 眠兎 静かな湖面に小さなゆらぎ。雨かそれともあめんぼか 河辺 伸一 北野さん。こんばんは。ありがとうございます。 さくらの実熟れて散り敷く舗道かな 栄太郎 熟れたさくらの実が舗道一面に。鳥もついばんでいる。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 毎日の散策も少しづつ暑くなり、桜並木の木蔭が多くなってきました。 赤や紫のさくらの実が散乱と思うほど散り敷いています。 翡翠やロックオンした緊張感 慢鱚 川辺の樹上から獲物を狙う翡翠、ロックオンが面白い。 大工原 一彦 北野 和良さん。ご選句いただきありがとうございます。 (5/28） 愚政には愚民のありて走り梅雨 満徳 愚政に怒る前に、自らを省みるべきですね。 永田 満徳 選んで頂きありがとうございます。 まったくその通りですね。 （並選） ハレの日の宴は缶より瓶ビール 慢鱚 瓶の方が何故かハレにふさわしく感じる。 大工原 一彦 北野 和良さん。ご選句いただきありがとうございます。 やはり結婚式や忘年会など缶ビールじゃおかしいですね。 昔は酒屋さんがケースで家に配達してくれてたんですが。 ジ−ンズの洗い晒しの初夏の旅 夢積 洗い晒しのジーンズで気楽に旅へ。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 嗤ふかのやうな鴉や五月晴れ 栄太郎 鴉は人間の何を見て笑っているのだろうか？ 桑本 栄太郎 北野 和良さん・・・大変有難う御座います！！。 鴉の鳴き声にも個性があるようです。当地には居つきの鴉でしょうか？ 「あは〜あは〜！」と嗤っているようです。 (5/27) 一湾に汽船の航路夏兆す 夢積 湾から沖に見える汽船、大きな景。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 緑蔭を行くや影揺れ枝の揺れ 栄太郎 生い茂った林、風が枝を揺らし緑の陰も揺れている。 桑本 栄太郎 ウエダさん、北野さん、・大変有難う御座います！！。 急激に暑くなり、散策の時は帽子にサングラス、マスクの装いで木蔭をよく歩きます。 爽やかな風と舗道に写る木々の影や枝の揺れが爽やかです。 立葵ただひたすらに歩くだけ 俊文 長い茎に縦一列の立葵の花、まるで人生のようだ。 河野 俊文 北野 和良さん、ありがとうございます。 立葵は、真っ直ぐに立っているのが良いですね。 魚の腑に寄る金の蠅銀の蠅 霜魚 魚の腑に寄る蝿の群れ。金と銀とは夢のある風景。 佐藤文彦 北野 和良さん、お選びいただきありがとうございます。 魚も金と銀に囲まれて嬉しかったかどうか？??（＾∇＾） (6/26） 紫陽花園雨に開いて傘十色 夢積 紫陽花に雨は合いますね。見物人の傘の色々。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） かはせみの水面を紺に染めて飛ぶ 栄太郎 カワセミの優雅な飛翔、紺に染めが素晴らしい。 桑本 栄太郎 北野さん、・・大変有難う御座います！！。 約キロ離れた二つの池を八の字まわりによく散策致します。 この日は足元より翡翠が急に飛び立ち、対岸まで50メートルほど 水面すれすれに飛んで行きました。翡翠の紺色が水面の色を更に 濃くするような光景でした。あれほど長く飛翔する光景は初めてでした。 オンライン帰省しビデオ通話かな 亜仁子 コロナで外出自粛ならではの帰省風景。 Aniko Papp 選んでいただき、ありがとうございます。嬉しいです。 慰霊簿に風を当てたる聖五月 夢見昼顔 広島の原爆慰霊簿に風を通す恒例行事、今年は見学は中止された。 岩永静代 和さん、おとりいただき、ありがとうございます??！ ニュースで知りました。 (5/25) 木斛の花の咲き満つ雨催ひ 栄太郎 木斛は樹木の王、控えめに咲く白い花。 桑本 栄太郎 辻井さん、北野さん・・・大変有難う御座います！！。 公園を散策の途中、植え込みではなく一本に木斛の大木に出会いました。 真っ白に咲いた巨木は壮観でした。 （並選） 石仏の優し眼差し半夏生 夢積 野に置かれた道祖神だろうか、慈愛に満ちた眼差し。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 団扇風止むや寝息の漏るる母 夢見昼顔 子どもが眠るまで団扇を動かし続ける母の愛。 岩永静代 和さん、おとりいただき、ありがとうございます！ クーラーも、タイマーつきの扇風機もなかった時代です… 胸傷む想い飲み込む檸檬水 珠真 失恋の痛みに耐えて・・・ Myu Tw Knst 北野 和良さま、ありがとうございます (5/24) 悲史とどめ木曽三川に梅雨間近 夢積 梅雨間近 の空を眺め、木曽三川に伝わる悲史を思い出す。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 気球乗り広き大地や朝の虹 雅典 朝、気球に乗り広い大地を眺めていると虹が見えた。 工藤 雅典 北野和良さん。ありがとうございます。 ご鑑賞もいただきとても嬉しいです。 北海道で気球に乗った日を思い出して書きました。 左手の指輪隠してかき氷 正則 何かドラマの始まる予感。 野島 正則 北野 和良さん、選をいただき嬉しいです。 ありがとうございます。 山法師気勢あげたる川辺かな 栄太郎 川辺に山法師の花が威勢よく咲き始めている。 桑本 栄太郎 北野さん、小口さん・・・大変有難う御座います！！。 一昨日、久しぶりに川べりの地道を歩いていましたら、対岸に 山法師の白い花がびっしり咲いている並木を見かけました。 目を見張るような威勢のよさを感じました。 (5/23) 逆さ山揺れて苗待つ棚田かな 一路 田植の水の張られた棚田。上五が広い景を想像させる。 辻井市郎 北野 和良さん,ありがとうございます? 棚田は日本の元風景と思いますけど、 後継者難で維持することが大変みたいです （並選） 七曜に縁無き齢鮎の宿 夢積 毎日が日曜日、悠々自適の幸せ。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 畦に沿ひ曲がる早苗の棚田かな 栄太郎 狭い棚田の曲線の畦、機械植えは難しい。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 山すその棚田は畦も曲がっていて、早苗の列も曲がっていました。 機械植えでも少しは曲げられるようです。 小満や赤きヒールのふくらはぎ 浩正 赤いヒールを履く白い脚、若さに溢れている。 藤倉浩正 北野 和良さん。ありがとうございます。 (5/22） 人の世の悩み絶えずや桜桃忌 夢積 人は悩みながらも生きねばならぬ。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 眼を閉じて舌にうなづく新茶かな 無智 新茶を舌でじっくりと味わう幸せ。 福井 栄一郎 北野さん、並選に選んでいただき有難うございます。 嬉しいです。 睡蓮に雨の水の輪絶え間なく 千秋 睡蓮の咲く池の水面に雨の水輪、モネの絵を見るよう。 中野千秋 北野 和良さん、ありがとうございます。 蛙鳴く夕べとなりぬ水田べり 栄太郎 田植が終わった水田では蛙が元気に合唱。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 日毎に暑くなり、散策は朝のうち行っていますがこの日は昼まで所要があり、 夕方の散策でした。植えたばかりの早苗田に日が落ち、 蛙が鳴いてとても良い風情でした。 (5/21） 青梅や古木矜持の二つ三つ 栄太郎 二つ三つ実をつけた梅の古木、まだ枯れはしないと頑張っている。 桑本 栄太郎 北野さん、十河さん・・・大変有難うございます！！。 近在の丘に数十本の梅林があります。その中に、去年の台風で 枝が欠けた老木がありますが少しばかりの青梅を点けています。 頑張れと応援をしたくなります。 （並選） コロナ禍やトヨタコロナに蜘蛛の網 夢積 昔流行ったトヨタコロナという車種。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 密を忌避薔薇も見頃を切り落とす 十河 智 薔薇見物に人が集まらぬよう泣く泣く切り落とす。 十河 トモ子 北野 和良さん、ありがとうございます。智 麦の秋頭を垂れぬ頑固者 一路 稲は頭を垂れるが、麦にはそんな謙虚さはない。 辻井市郎 北野 和良さん、ありがとうございます 自分も麦のようになりつつあるので・・・気を付けないとと思います （5/20） 小満や付けずに終わる背番号 滿 史上初めての夏の甲子園の中止。球児たちの無念や如何に。 杉山 満 北野 和良さん、特選にお取り頂き有り難う御座います。 高校球児の泣いてる姿がテレビで放映されてました。 父兄の方も手縫いの背番号付けられない虚しさ…本当残念無念です。 （並選） 妻命日軽く酢の利く夏料理 夢積 夏料理に亡妻を偲ぶ。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 我が立てば風を呼びをり蘆茂る 栄太郎 茂る蘆が風を呼んでいるようだ。 桑本 栄太郎 北野さん、つちたにさん・・・大変有難うございます！！。 近在のウォーキングでは約キロ離れた二つの池公園をめぐりますが、 池のふちに立てば不思議に蘆が風をよぶように騒ぎ出します。 枇杷食へば種のこつんと応へたり 祐 種のこつんと、が面白いです。 牧内 登志雄 辻井さん、杉山さん、北野さん、土谷さん、 お目に留めていただきありがとうございます。 (5/19) 自粛など何処吹く風ぞ夏蛙 一路 隠れ賭博の店／パチンコ屋とその客を思い浮かべました。 辻井市郎 北野 和良さん、ありがとうございます? 僕は見たままを詠みましたけど、深く鑑賞して頂き嬉しいです?? （並選） 八十路尚我流を曲げず夏祭 夢積 八十路なら誰に遠慮することもない。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 草笛や少女の顔となる母よ 霜魚 八十路となられまるで少女時代に戻られたようなお母さま。 佐藤文彦 北野 和良さんお選びいただきありがとうございます。 昭和10年生まれの母です。少し認知が入ってますがふとした事で昔をはっきり思い出して 姫女苑の風の高さやむらさきに 栄太郎 紫の姫女苑の花が皐月の風に揺れている。 (5/18） 老齢を隠すマスクと夏帽子 夢積 マスクと帽子、変装の定番ですね。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます、 夏とマスクその心は新型コロナです。 （並選） 放蕩の果てや家無きなめくぢら 栄太郎 放蕩となめくじらの取り合わせの意外性。 桑本 栄太郎 北野さん、つちたにさん、・・大変有難うございます！！。 なめくじはカタツムリとは違い、家を持って居ません。 小生も好き勝手な事を行った半生であり、いまだに公団住まいです。 むくむくと花わいてゐる四葩かな 祐 紫陽花の咲きぶり、むくむくと、が斬新です。 牧内 登志雄 静代さん、北野さん、お目に留めていただきありがとうございます。 励みになります。 触れたくて触れられたくて五月雨るる 千秋 とても意味深で艶っぽいです。 中野千秋 北野 和良さん、ありがとうございます。 (5/17） 結婚記念日淡き香残す洗ひ髪 夢見昼顔 結婚記念日、おめでとうございます。この後の展開が楽しみな句ですね。 岩永静代 和さん、特選をありがとうございます. 展開はご想像におまかせします。 昨年はそこそこのレースの下着結婚記念日と、詠んだような… （昨年の記録にありました！） 北野和良 ほどほどと抑えたところに強い情熱を感じます。 岩永静代 北野 和良さん、ありがとうございます。 ずいぶん前のことですよぉ(笑) （並選） 捨て網の重なる浜や閑古鳥 夢積 浜の寂しい風景、後継者不足でしょうか？ Mutumi Shinogi ありがとうございます、私は隠居の身です。 山女釣おのれの刻を釣つてゐる 満徳 刻を釣るの措辞が深いです。 永田 満徳 選んで頂きありがとうございます。 釣りを無駄だと思っている人がいますが、 自己との対話の時間だと思っています。 母呼べど母の応へづ夏の夢 栄太郎 いつまでもお母様への思慕が。 桑本 栄太郎 大津留さん、北野さん、・大変有難うございます！！。 夏の暁には良く夢を見ているようです。4歳の幼い時に 母は病死しましたので、夢の中では堪えてくれません。 (5/16） 代掻の棚田や鳶は空均し 泰與 棚田の代掻をする農夫の頭上では、鳶が輪を描くように空を均している。 小口 泰與 北野 和良様 特選にお取り上げ頂き有難う御座います。 大変嬉しいです。 （並選） 夏日影魚介の獲ぬ浜静 夢積 今日は不漁で浜は静まり返っている。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 バケットとワイン抱えて若葉風 秋子 若いパリジャンのようですね。 Akiko Eguchi 和良さん、ありがとうございます。 彼女のうちに向かっているのか、素敵な男性が、街を歩いていました。 柿畑の雨のしきりや雨蛙 栄太郎 雨蛙が雨を呼ぶのか、梅雨の走り。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難うございます！！。 近在の柿の畑を散策していましたら、雨予報のせいか雨蛙が鳴き始めました。 一瞬柿の葉に乗っている雨蛙が想われました。 (5/15) 草を切る利鎌一閃夏燕 泰與 中七利鎌一閃が素晴らしい 小口 泰與 北野 和良様 特選にお選び頂き有難う御座います。 大変嬉しいです。 （並選） 夏風邪や少し書き足す備忘録 夢積 夏風邪で静養、備忘録の整理など。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 ジーパンの若き農婦や麦わら帽 栄太郎 ジーパンがいかにも現代風ですね。 桑本 栄太郎 河辺さん、工藤さん、北野さん、つちたにさん・・・ 大変有難うございます！！。散策ウォーキングでは、近在の田園を よく歩いています。先日はジーパンをはいた若い女性のマスクに 麦わら帽の農作業風景を見かけました。如何にも溌剌としていて、 良い光景でした。 自粛解除紫陽花の咲く寺であり 十河 智 解除されてそろそろ紫陽花見物に出かけたい。 (5/14) たんたんと死者数映す初夏の朝 美遥 コロナは終息へ向かいつつもまだまだ安心は出来ない。 死者の数に一喜一憂するマスコミの報道。 Biyou Utashiro 北野 和良さん、ありがとうございます 慣れてしまうニュースも、怖いですね、 （並選） メールにて五月の旅に誘はるる 夢積 緊急事態が解けて旅に出かけられる日が待ち遠しいですね。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 川に沿ひ白壁土蔵や夏柳 栄太郎 土蔵の白壁と柳の緑。絵のような景色。 桑本 栄太郎 野島さん、北野さん、・・大変有難うございます！！。 近在に昔の庄屋づくりの旧家が残っています。夏柳が映え大変趣を感じます。 勝武士の土俵の記憶旱星 双葉 スポーツマンもコロナに勝てなかった。無念の夏。 新名勝之 皆さん、ありがとうございます。 というのも複雑ですね… (5/13) 木漏れ陽を飛び石にして燕飛び 夢積 木漏れ日の林の中の道、飛び石の観察が見事。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 木洩れ日の影の揺るるや蒼嵐 栄太郎 強い風に枝が揺れ木漏れ日も揺れているようだ。 桑本 栄太郎 北野さん、福井さん・・・大変有難うございます！！。 この日は風がとても強く、ウヲーキングに出かけていても、 木々の枝の影が大きく揺れていました。 設計図あるかの如く蜘蛛の糸 眠兎 本能は恐ろしい。設計図が見事。 河辺 伸一 北野さん。こんばんは。ありがとうございます。 素晴らしい造形美ですね。 たっぷりと光に濡れるさくらんぼ 句林 中七光に濡れるの措辞がお見事。 大林 正 北野 和良さん ありがとうございます。 (5/12） たんぽぽの絮を吹きたる母なき子 栄太郎 母の日にカーネーションを贈る母の居ない子供さん、可愛そうですね。 桑本 栄太郎 大工原さん、北野さん・・・特選を頂き大変有難うございます！！。 小生の母は小生が4歳の時に病死しましたので、今でも可哀そうな子です。 よく畦に屈んでたんぽぽの絮を吹きます。 （並選） カーネーション墓前にそっと置いてくる 眠兎 お母さんの墓前にそっとカーネーションを捧げる。 河辺 伸一 北野さん。こんばんは。ありがとうございます。 初夏の遊具を囲むトラテープ 滿 密を避けるために使用禁止となった遊具。悲しい現実。 杉山 満 北野 和良さん、有難う御座います。その通りですね 子供達もストレス溜まりますね！ 天然の鮎初競りの声響く 茂 初鮎の競りの声、豊漁に湧く市場。 伊藤 茂 北野 和良さん、ありがとうございます。 (5/11) 触れ合ひを奪ふウイルス地球の日 十河 智 全人類の日常を奪い去る憎いウイルス。 十河 トモ子 北野 和良さん、寂しいですね。 年寄りはいいですが、孫たちが壊れそうです。智 (並選） 磨り減りし父の砥石や初鰹 夢積 父から譲り受けた砥石で包丁を研ぎ初鰹をさばく。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 なんじゃもんじゃの花の宴となりしかな 栄太郎 珍しいなんじゃもんじゃの花が咲き始めた。 桑本 栄太郎 北野 和良 さん・・・大変有難う御座います！！。 「なんじゃもんじゃの花」は正式名「ヒトツバ真っ白な3センチほどの 千切りのような花びらがびっしりとなり、宴のように咲いています。 大泣きの赤子の素足グーチョキパー 一路 素足グーチョキパーが愉快。 辻井市郎 北野 和良さん、ありがとうございます。 孫のおかげです （5/10） 悔い幾つ胸に今尚母の日に 夢積 母の日に母を思い出しつつ、人生を振り返る。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 弟とスカイプ開通走り梅雨 栄太郎 ネットの時代、弟さんとのスカイプも開通させた。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 小生は遠くに居ます次男の家族とはスカイプ通話を行って居ます。 田舎の弟より、スカイプ通話の設定を依頼され開通出来ました。 品書きの和紙に墨の香夏料理 夢見昼顔 夏料理の品書きの紙に墨の香り。お店のもてなしの心が伝わる。 岩永静代 和さん、おとりいただき、ありがとうございます！ お料理だけでなく、細かな心遣いが、一層、お料理を引き立てますよね ハンモック時にのんびり揺られつつ 亜仁子 並選に頂きます。ゆったりと過ごしたいですね。 Aniko Papp 選んでいただき、ご鑑賞、ありがとうございます。 嬉しいですね。 (5/09） ごみ袋に励ます手紙新樹光 紀宣 家庭ごみ収集の皆さんへの感謝の手紙を貼ってゴミを出すニュース。 つちたに jt 純一 北野さん、特選に選んで頂きありがとうございます。 とても嬉しいです （並選） ひとつおき座る車窓に夏の風 浩正 列車の中も密を避け。 藤倉浩正 北野 和良さん。ありがとうございます。 はやく不安なく生活をしたいものですね。 玉葛の宙をうかがひ狙いをり 栄太郎 玉葛の勢いよく伸びる芽。 桑本 栄太郎 ウエダさん、北野さん・・・大変有難う御座います！！。 散策に出かければ、日毎に植物の勢いが増し葛の葉の先端のつるも 大空を窺うように風に揺れています。愈々夏の到来との予感です。 満々と伊勢の山河麦の秋 夢積 伊勢の山河を潤す夏の雨。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 (5/08） 君となら濃厚接触ほしき夏 栄太郎 社会的距離振り捨てて濃厚接触、情熱の述懐。 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 この世の大衆の中では孤独が増して感じられるのに、「お互いに 2メートル以上の距離を保ちなさい」とは、何という分断社会の勧めでしょう？・ ・・好きな人とであれば濃厚接触も辞さない心情もあります。 （並選） 蝙蝠や独り呑む我寂しかり 夢積 巣ごもりの今、一人寂しく飲むお酒。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 葉脈の淡き陰影柿若葉 一路 柿若葉の葉脈に視線を当てて観察。 辻井市郎 北野 和良さん、ありがとうございます 俳号の件、承知しました。今後ともご指導よろしくお願い致します 初夏の海渚に残る砂の城 眠兎 砂浜に残る崩れかけた砂の城、誰が作ったのだろう。 河辺 伸一 北野さん。こんばんは。ありがとうございます。 はい、誰が作ったのでしょうね。 其処は読み手の方の想像にお任せします。 (5/07） 復興の地の新緑や目に眩し 直 熊本だろうか、いや福島か。眩しい新緑が力強い復興の印となる。 大津留 直 北野 和良 さん、ありがとうございます。大変嬉しく存じます。 （並選） 竹皮を脱ぐや天へと競ひをり 栄太郎 勢いよく天を目指す竹の成長ぶり。 桑本 栄太郎 、岩永さん、北野さん、・・大変有難うございます！！ 京都郊外の洛西は「山城筍」の一大産地でもあり、堀の残された筍が、 ぐんぐん伸び壮観な様子となりました。散策のコースによって、 一日見なければその高さに驚くばかりです。 春愁や流され消し夢あまた 夢積 実現せずに消え去った夢の数々。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 初夏の山一望や鳶の笛 泰與 山を一望しながら飛ぶ鳶の雄大な景。 小口 泰與 北野 和良様 有難う御座います。大変嬉しいです。 (5/06) 鬼ひそむ白き裸身や菖蒲の湯 真波 菖蒲湯に浸かり己の身の内の邪気を払うよう祈る。 石井 真奈美 北野 和良さん、特選とご鑑賞ありがとうございます （並選） 囲碁を打つ音の響きも夏めけり 夢積 何気ない日常に夏の到来を感じる。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 姫女苑の風の高さに彩りぬ 栄太郎 中七、風の高さがいいですね。 桑本 栄太郎 野島さん、北野さん、・大変有難う御座います！！。 姫女苑のうすいピンクの花が咲き揃いました。意外に美しい光景でした。 触れ合えば何も変わらぬ額の花 美音 触れ合って気持ちの通じ合う二人。 向瀬美音 ありがとうございます！ (5/05） スカイプの濃厚会話やこどもの日 栄太郎 スカイプのTV電話で親戚と濃密な会話 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 このご時世の為、折角のGウイークも山口に居ます孫達とは会えず、 スカイプのオンライン映像で楽しみました。 （並選） 蜂の巣や潮の磨きし葉の中に 夢積 蜂の巣作り、中七がリアル。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 将来はユーチューバーやこどもの日 慢鱚 今の子供の夢はユーチューバー、現代っ子ですね。 大工原 一彦 北野 和良さん。ご選句ありがとうございます。 時代は変わりましたね?? 尺上の山女突き出す笑顔の子 霜魚 大きなヤマメを釣り上げ得意気な子供さん。 佐藤文彦 北野 和良さん、お選びいただきありがとうございます。 (5/04) 釣竿の五本駆け行く海は夏 夢積 初夏の浜辺。若者が釣りに夢中。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） 修司忌のマッチ擦る間も風ありき 栄太郎 演劇の舞台を想像する句。 桑本 栄太郎 大津留公彦さん、北野さん、大変有難う御座います！！。 昨日5月4日は舞台演劇、歌、作詞、又競馬評論家としても鬼才を放った 寺山修司の忌日ですね？ 「マッチ擦るつかの間霧深し身捨つるほどの祖国はありや」 との歌は忘れられない好きな一句です。 体温はいつもと同じ薄暑かな 浩正 体温を測り、コロナではないと安堵する。 藤倉浩正 北野 和良さん。ありがとうございます。 早く普通の生活にですよね。 ペンダントトップのクルス風薫る 夢見昼顔 お気に入りのペンダントをつけてさあ出かけよう。 岩永静代 和さん、おとりいただき、ありがとうございます！ 風薫るという季語は、本当にこの季節にピッタリだなと思います。 緑鮮やかなこの季節を、少しでも楽しみたいです。 (5/03) 式典の無きや憲法記念の日 栄太郎 大切な憲法記念日の式典もコロナ騒動で中止。嘆かわしい。 桑本 栄太郎 北野さん、大津留さん・・・大変有難う御座います！！。 憲法改正がこのような世情の中、兎角言われていますが、新憲法制定後70数年も 我が国は戦争の無かった事を誇りに思うべきですね！！。 （並選） 密を避け独り歩きや春の伊勢 夢積 観光地伊勢も人影はまばら。 Mutumi Shinogi北野さんありがとうございます。 青嵐地球の悲鳴おさまらず 玉有良 コロナ禍全世界の鎖国、まさに地球は悲鳴を上げている。 小出有紀 北野さん、ありがとうございます 私の財布も悲鳴をあげてますがね…… 幼き日斑猫釣りに明け暮れる 茂 不思議な斑猫の生態、観察に明け暮れた幼時の記憶。 伊藤 茂 北野 和良さん、ありがとうございます。 当時は斑猫の幼虫とは知らずにツツジのめしべを釣竿にしてました。 ツツジの咲く時期になると思い出します。 (5/02) 風船や越えてはならぬ府県境 十河智 緊急事態宣言による外出自粛、季語が効いています。 十河 トモ子 北野 和良さん、ありがとうございます。智 （並選） ウイルスやイベントの無き五月祭 亜仁子 三密を避け集会の中止はメーデーまでも。 Aniko Papp 選んでいただき、ご鑑賞、ありがとうございます。 嬉しいですね。 麗かや微睡みに亡き妻のいて 夢積 麗らかさに微睡んで妻の夢をみた。 Mutumi Shinogi 北野さんありがとうございます。 尻尾なきとかげの道なる真中かな 栄太郎 尾の切れたトカゲが道の真ん中に。自分で尻尾を落とす事件でもあったのだろうか？ 桑本 栄太郎 北野さん・・・大変有難う御座います！！。 鴉か何かに襲われたのでしょうか？ 散歩に出かける道のど真ん中に じっとしていて、びっくりしました。 (5/01） 孫すでに男の鼾五月鯉 夢積 お孫さんの成長、楽しみですね。 Mutumi Shinogi 北野さん特選ありがとうございます。 （並選） ジャケットを脱げばノースリーブ夏隣 真波 月が変わったとたん夏モードに。ノースリーブの上にジャケットを羽織る。 石井 真奈美 北野さん、ご選句ありがとうございます。 窓の枝のみどりさゆれり五月来る 栄太郎 ５月の声を聞き、木々の緑が鮮やかに。 桑本 栄太郎 北野さん、杉山さん・・・大変有難うございます！！。3 階の自宅の窓から見える庭木の枝は、すでに若葉のようです。 てんと虫一瞬とまって翅を割る 蓮香 下五翅を割る、細やかな観察。 Kiniwa Naoko ありがとうございます。 |