My 俳句手帖(復刻版)    2017 December        トップへ   

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(12/31)


知恩院身を投ぐ僧の除夜の鐘     

石井 真奈美 いただきます。
全身を使って打つ鐘、やってみたいと常々思ってみてます。
古閑 寛昭 並選に頂きます。寝そべるやつですね。
北野 和良 真波さん、古賀さん、ご選句有難うございます。
お坊さんも命がけですね。
Mutumi Shinogi 並選に頂きます。
北野 和良 Mutumi Shinogiさん、ご選句有難うございます。励みになります。



除夜の鐘除夕に変えし寺ありと

(静岡県牧之原市の大澤寺は正午に突き始め明るい内に突き終わる。
近所の騒音苦情に配慮して)
藤倉浩正 今ならではなのですね。除夜の風情も失われて・・・
北野 和良 藤倉さん、全く複雑な気持ちです。大澤寺は街中にあるのでしょうか。
幼稚園や保育園の幼児の声をうるさがる時代・・・・
石井 真奈美 除夜の鐘が騒音?
それは間違ってると言わないといけないですね。
もしかして、耳の病気かもしれないと、アドバイスも必要かも?
北野 和良 今日の天声人語に出ている実話です。
藤倉浩正 並選頂きます。現代ならでは作品ですね。
北野 和良 藤倉さん、ご選句有難うございます。
現代のちょっと悲しい風潮ですね。



氷河期の先触れなるや冬将軍




(12/30)


大荒れの日本海側雪見舞


      雪華咲くフラクタル図のロマネスコ


銀竹の凶器は溶けて迷宮へ

藤倉浩正 並選に頂きます。平和でありますように!ですよね。
北野 和良 藤倉さん、ご選句有難うございます。嬉しいです。





トリプル選   (12/29)


冬の濱一本松の命果つ     

(南相馬・鹿島 津波耐えた奇跡の一本松に別れ)
原孝之 こんばんは。並選に頂きます。
南相馬市鹿島区の東日本大震災で残る一本松が伐採されたらしい。
北野さんのお得意の時事句。塩害には松も弱いものである。
北野 和良 原さん、ご選句有難うございます。
塩害を予測して事前に対策を取れなかったのが残念ですね。
原孝之 北野さん、松は潮風には強いのでしょうが、
塩水には弱いのですね。今回の東日本大震災の津波には対策もないか
と思います。百年後に元の松原になればと思います。
北野 和良 奇跡の一本松が残った時点で、塩害を予測して根元の
土を入れ換えてやっておけば枯死は免れたのではないかと思ったのです。
原孝之 北野さん、その余裕があったのでしょうか?
あんな津波の経験は貞観の地震以来でしょうから、
難しかったのではないでしょうか?一本松を守るよりもやるべきことが
たくさんあったと思います。この苦い経験が次に生きるといいですね。



杵の間に餅裏返す小さき手

石井 真奈美 いただきます。
可愛らしいですね、お手伝いしてるのかな。
北野 和良 真波さん、ご選句有難うございます。
旦那さんが杵をつき妻が餅を裏返している様子です。



雪女別れに流す血の涙

柳堀 悦子 雪女が血の涙を流すとは また凄いなにがあったのでしょうか^ - ^
頂きます。
北野 和良 悦子さん、ご選句有難うございます。嬉しいです。
別れの理由はご想像にお任せします。





(12/28)


煤逃や千円床の長い列

石井 真奈美 いただきます。うまく逃げましたね^ ^
原孝之 こんばんは。並選に頂きます。
千円床とは、床屋さんのことだろうか?  煤逃に床屋さんに。
でも長蛇の列。世知辛い世相を感じる。
北野 和良 真波さん、原さん、ご選句有難うございます。
千円床は床屋を略しました。皆さんの街にもあるでしょう?
山田久美子 並選に頂きます。主人も利用する時ありますよ。
北野 和良 久美子さん、有難うございます。
私リタイア後はもっぱら千円で済ませています。
古閑 寛昭 並選に頂きます。面白いです。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。励みになります。



古女房 Me Too 宣ひ煤籠


蜂蜜をこつそり混ぜる生姜酒




(12/27)


# Me Tooの連鎖あたかも冬の波

古閑 寛昭 並選に頂きます。発見ですね。
北野 和良 古賀さん、ご選句有難うございます。嬉しいです。



雪虫と捕えて見れば雪の華


煤逃を見つかり窓のガラス拭く

石井 真奈美 いただきます。 見つかっちゃいましたね。
北野 和良 真波さん、有難うございます。
そうなんです。見つかっちゃいました。
今村 征一 おしおきの窓拭きの後はなんだろう。並選に頂きます・
北野 和良 今村さん、有難うございます。嬉しいです。





   12月第4週末 【席題で一句】

【席題】藤倉浩正氏提供 1、基本季語=クリスマス 
2.傍題季語=降誕祭/聖誕祭/聖夜/クリスマスイヴ/聖歌/聖樹 
3.季語説明=12月25日を基督の降誕祭と定める。基督教になじみの薄いわが国においても、
クリスマスツリーを飾るなど、この時期、街はクリスマス一色になる。
クリスマス商戦が盛んになるなど、巷が騒がしくなる

〔例句〕

クリスマスに小さき会堂のあはれなる   正岡子規 「季語別子規俳句集」
一人来てストーブ焚くやクリスマス   前田普羅 「普羅句集」
マドロスに聖誕祭のちまたかな   篠原鳳作 「篠原鳳作句文集」
手づくりの蝋燭たてやクリスマス   篠原鳳作 「海の旅」



バブル期の狂騒消えしクリスマス


空を飛ぶトナカイ信じクリスマス

今村 征一 信じた頃もあります。頂きます。
北野 和良 今村さん、有難うございます。
Aniko Papp 頂きます。いい雰囲気ですね。
北野 和良 亜仁子さん、有難うございます。



カップルは入れぬ店ありクリスマス

鈴木 玉恵 頂きます。いいと思うクリボッチ! シングルベル!
北野 和良 TVでそういう店があると知り驚きました。
古閑 寛昭 席題一句に頂きます。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。
Aniko Papp 頂きます。面白いですね。
北野 和良 亜仁子さん、有難うございます。
山田久美子 頂きます。着眼点が今の時代を感じますね。お一人様?ですね。
北野 和良 久美子さん、有難うございます。ぼっちさんの味方です。


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(12/26)


数へ日やいつか終わりの来る定め

原孝之 こんばんは。特選に頂きます。数え日となった。
今年もこの季語で俳句を詠めた。しかし、いつかは終わりの来る定めである。
しかし、そう言ってる人に限り長生きするものである。
北野 和良 原さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
占い師になれますね(笑)
野島 正則 並選にいただきます。達観した考えですね(^^)
北野 和良 野島さん、有難うございます。
柳堀 悦子 忙しいさと寂しさ。一句に読み込まれ好き句です
北野 和良 悦子さん、有難うございます。
桑本 栄太郎 北野さん・・・並選に頂きます!!。数え日となれば、
今年はあと何日と分かっているものの、いつか必ずある自己の終りの時、
2〜3十年のうちにあるといわれている東海、東南海沖地震、
そして地球そのものの終末などを考えれば、「ものには終わりがある定め」
と言うものの、きりがない程の恐怖に駆られますね?
北野 和良 桑本さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
形あるものは必ず壊れる、というのが自然の真理なのかも知れませんね。



カタコトで値切る異人や年の市

古閑 寛昭 並選に頂きます。異国人が増えましたね。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。これから益々増えるでしょうか?



年ごとに薄くなる毛と年賀状




(12/25)  トリプル選


僧衣脱ぎ吾子に阿るサンタ帽

原孝之 並選に頂きます。
僧とは云え、今日ばかりはサンタクロースに変装である。
お寺の子供たちは、どのように考えているのだろう?
北野 和良 原さん、ご選句有難うございます。お坊さんに聞いてみたいですね。



恒例の五品より先ず年の市

今村 征一 年末新年にかけての必需品を買い求める作者。並選に頂きます。
北野 和良 今村さん、ご選句有難うございます。
そろそろ正月の準備に取り掛かります。



子らはしゃぎキャッチボールや冬至風呂

石井 真奈美 いただきます。楽しそうです。
柚子でキャッチボールしてるのか? お外でキャッチボールしてはしゃぐ声を、
柚子湯に浸かっている北野さんが聞いているのか。
北野 和良 真波さん、有難うございます。
大浴場で柚子のキャッチボールをイメージしました。
鈴木 玉恵 頂きます。賑やかでいいなあ
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。子供に帰りたいですね。
古閑 寛昭 並選に頂きます。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。嬉しいです。





(12/24)


半世紀馴染みし友と年忘


熱燗を一本賭けて指相撲

古閑 寛昭 並選に頂きます。
原孝之 こんばんは。並選に頂きます。
年忘を楽しむ同級生と指相撲で熱燗を賭けることに。余程、
指相撲に自信ありとみた。昔もやっておられたのだろう。
懐かしい思い出である。
北野 和良 古賀さん、原さん。ご選句有難うございます。
腕相撲をする自信は無くなったので(笑)
Mutumi Shinogi 特選に頂きます。熱燗と指相撲の取り合わせがいいですね。
鈴木 玉恵 大の大人が「指相撲」しかも熱燗をかけるなんて!
とても楽しい句ですね。いただきま〜す



天晴やペットボトルの偽聖樹




(12/23)


光芒の詞(ことば)を拾う枯木星


奇数なら瑞兆と決め蜜柑剥く

鈴木 玉恵 頂きます。房の数かな? 吉兆占いですね。
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。蜜柑は
10袋位でどちらかというと偶数が多い気がします(笑)



愛憎は表裏一体千枚漬

鈴木 玉恵 頂きます。 確かに、表裏一体の積み重ね(;^_^A
古閑 寛昭 並選に頂きます
北野 和良 玉恵さん、古賀さん、有難うございます。嬉しいです。
Mutumi Shinogi 並選に頂きます。
北野 和良 Shinogiさん、ご選句有難うございます。





(12/22)


あの人はブラックホール冬銀河

石井 真奈美 いただきます。まさに、ブラックホール!
理解不能、近づいたら火傷で済まない人、いますね。
北野 和良 真波さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。嬉しいです。



初めての彼へ初めて毛糸編む

古閑 寛昭 並選に頂きます。物語が始まりますね。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。嬉しいです



古の知恵に脱帽霰酒




(12/21)


羊羹のやうな女と冬籠

古閑 寛昭 特選に頂きます。詠み手に想像させるのが面白い。
牧内 登志雄 並選にいただきます。思わずニヤリとしながら、ふふっ、と。
「羊羹のやふな女」ときたか。う〜ん、羊羹のような、って何だ?
 羊羹のような女って、舐めると甘いのかな。いやいや、
そんな直接的な比喩ではないだろう。‥‥結局、解らない。
そして「冬籠」である。寒い冬の間、炬燵の部屋で羊羹のような女と
渋茶をいただく。それもまた乙なのかもしれない。と、勝手な空想、羨ましい句だ。
(ただ、「やふな」がちょっと気になった。「ような」ではなかろうか)
Mutumi Shinogi 並選に頂きます。
北野 和良 古賀さん、特選有難うございます。ご想像にお任せします。
北野 和良 牧内さん、ご選句と楽しい鑑賞を有難うございます。
ご指摘のように「やふな」は誤りで「ような」「やうな」が妥当ですね。
北野 和良 Shinogiさん、有難うございます。
石井 真奈美 特選にいただきます。羊羹のような女って、、、
甘くて情が深くて、、、どっしり構えている?
北野 和良 真波さん、特選をありがとうございます。
真波さんはどんな人ですか?
石井 真奈美 私ですか?唐辛子のような女かもしれないです。
柳堀 悦子 頂きます。気になりますねこの女性??
北野 和良 悦子さん、有難うございます。励みになります。
野島 正則 並選にいただきます。願望なのでしょうね。
北野 和良 野島さん、有難うございます。嬉しいです。



当落に一喜一憂年の暮


      ISSドッキング撮る冬夕焼

(ISS:国際宇宙ステーション)




   12月第3週末 【席題で一句】

【席題】野島正則氏提供
@ 基本季語=羽子板市(はごいたいち) A 傍題季語=羽子板売(はごいたうり)
B 季語の説明=浅草寺の歳の市では、江戸末期頃より羽子板を売る店が多くなる。
羽子突きの羽根は虫を食べるトンボに似ていることから、悪い虫(病気)を食べる、
あるいは羽根の先端に付いている「豆」から、「まめに暮らすことができる」など、
羽子板はもともと縁起物として扱われていたが、
やがて女子が誕生した家に羽子板を贈る風習が盛んになり、羽子板が歳の市の主役になっていったのである。
こうして歳の市は、やがて「羽子板市」と呼ばれるようになり、現在は12月17日から19日までの3日間、
境内に数十軒の羽子板を売る店が並ぶ。店主の口上と客とのやりとりは周囲の見物客も楽しませ、
師走の浅草の風物詩となっている。

(例句)
うつくしき羽子板市や買はで過ぐ  高浜虚子
中々に羽子板市を去(い)にがたく   阿部みどり女
二天門から近道や羽子板市   宇田零雨
よその子に買ふ羽子板を見て歩く   富安風生
羽子板を市のはづれの店で買ふ   鷹羽狩行


羽子板市今年の人の得意顔


羽子板市流し目涼し江戸の顔


ぽっちゃりの現代っ娘も羽子板に

十河 トモ子 いただきます。ぼつちやりの、いいですね。
私も現代っ子を表現したくて、色々考えてみたんですが、
「負けました。」将棋風に。智
北野 和良 トモ子さん、有難うございます。市のこんな羽子板を見て思いつきました。




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トリプル選   (12/20)


幾何学の演習始む冬銀河

野島 正則 特選にいただきます。冬の空は星がくっきりと見える。
星を見て、星座の形やら、さらには幾何学模様をそらんじたのかもしれない。
北野 和良 野島さん、特選を有難うございます。
三角形の定理など星は見飽きません。






水仙やいつか会いたい人のいて     

achiko Yokoi Hayashi 戴きます。身につまされます!
北野 和良 幸子さん、有難うございます。嬉しいです。



範(のり)を捨て気まま自由に去年今年

向瀬美音 頂きます。私もそうしたい!
北野 和良 美音さん、ご選句有難うございます。決心次第ですよ〜
向瀬美音 100才までね!
Mutumi Shinogi 並選に頂きます。
北野 和良 Shinogiさん、有難うございます。





(12/19)


同世代次々逝くや冬昴

山田久美子 並選に頂きます。幼なじみや同級生の訃報はショックですね、
然も年末となると…。その悲しみが冬昴で際立っていると感じました。
Sachiko Yokoi Hayashi 戴きます。 日々切なくなる喪失感です。
北野 和良 久美子さん、幸子さん、ご選句有難うございます。
喜寿にもなると友人知己や新聞に出る有名人の訃報に接すると、
次は自分の番かなぁと思ってしまいます。
山田久美子 北野 和良 様、平均寿命迄まだまだです。
元気で、お句のお手本をこれからもよろしくお願いします。



幾何学とパズルの相似冬うらら

柳堀 悦子 頂きます 冬うらら の季語が楽しそうに効いています
北野 和良 悦子さん、ご選句有難うございます。
最近は漢字パズルにハマっています。



燃え上がる炎の予感クリスマス




(12/18)


      厳寒やフラクタル生るガラス窓

(ガラス窓の上に微小な氷で作られたこの雪華の形は【フラクタル】的であり、
【初期値に敏感な】カオス、非線型の 結晶成長を見事に現している。
複雑系の芸術と言っても良い。)

石井 真奈美 特選にいただきます。
究極の観察、自然の摩訶不思議な法則を感じます。
北野 和良 真波さん、特選を有難うございます。励みになります。
「複雑系」という学問が好きで勉強しました。
⇒http://www.geocities.co.jp/Hear.../4533/complex/complx-m.htm



腰椎にマグマ潜ませ山眠る

原孝之 こんばんは。並選に頂きます。
「山眠る」の句が今日は三句あった。一番、付き過ぎず離れずなのは掲句だと思う。
腰椎にマグマが潜む?自分の身体の腰椎とも取れるし、山の腰椎とも取れる。
もしも、前者であるならば、二句一章の句となり、面白い。
山眠る「山」は自分の身体とも取れる。もしも、後者であるなら、擬人化の句となる。
火山とりわけ寝仏様の阿蘇山のことかもしれないと思った。
古閑 寛昭 並選に頂きます。
Mutumi Shinogi おはようございます、並選に頂きました。
北野 和良 原さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
実はぎっくり腰の経験があり、いつ再発するかと心配を抱えています。
ただその後もゴルフをしたり遠歩きをしたりで休火山じょうたいです。
北野 和良 古賀さん、Shinogiさん、有難うございます。嬉しいです。
今村 征一 マグマ潜ませが素晴らしい、並選に頂きます。
北野 和良 今村さん、有難うございます。励みになります。
鈴木 玉恵 遅くなりました。二句一章の句でしたね。
どうぞ「休火山」でいつまでも。頂きます。
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。嬉しいです。



タバコ税上がる気配や鐘氷る




(12/17)


靴の紐結び直して霜夜かな

Sachiko Yokoi Hayashi 戴きます
さあ行くぞ!の寒〜い夜が見えます。
北野 和良 幸子さん、ご選句有難うございます。嬉しいです。



レンタルの友とひと時年忘     


勝てば良し負けても楽し蜜柑剥く

Sachiko Yokoi Hayashi 戴きます。
楽しく賑やかな団欒が見えます
北野 和良 幸子さん、有難うございます。
こたつに入ってトランプゲームなどよくやりました。
Sachiko Yokoi Hayashi ゲームやトランプ!
懐かしい想い出が沢山ですねぇ!





(12/16)


口づけや兎と恋のプレリュード


      かいつぶりシンクロのごと潜りけり

古閑 寛昭 並選に頂きます。
北野 和良 古賀さん、ご選句有難うございます。



燗酒や盃は秘蔵の九谷焼     

Mutumi Shinogi 特選に頂きます、 好きな句です。
北野 和良 Shinogiさん、有難うございます。励みになります。
今村 征一 九谷焼での熱燗は最高です。好きな句です。
北野 和良 今村さん、有難うございます。能登へ旅行した時に土産に買ったものです。





(12/15)


      LEDまとい若やぐ枯木立


冬の空鳥の糞なら許せるが     

古閑 寛昭 並選に頂きます。怖いですね。
北野 和良 古賀さん、ご選句有難うございます。
沖縄の米軍ヘリは稼働40年近いポンコツ?と知り驚きました。
日本の0系新幹線はすでに引退していますね。



      義満は見しか初雪金閣寺

向瀬美音 頂きます。
北野 和良 美音さん、有難うございます。
一昨夜京都に雪が降ったそうですね。今年の冬は早い。
向瀬美音 京の人がいなくて寂しいですね?
今村 征一 好きな句です。
北野 和良 今村さん、有難うございます。





(12/14)


日印の水探査ロボ冬の月

(月の極付近の地下に水があるという推測を確かめるために、
日印が協力して探査ロボを送り込む計画がスタートした)



虎の子の舟を敷き寝のジャンボ籤

古閑 寛昭 特選に頂きます。当たります様に。
北野 和良 古賀さん、特選を有難うございます。
当たったらお裾分けします(笑)



自販機に釣り銭探る鎌鼬




(12/13)


散り際に長幼の序や枯木立     

原孝之 こんばんは。並選に頂きます。枯木立になるのに、
長幼の順があるという。私の観察では、幼木から散っていくようだ。
上手く句にされた。
北野 和良 原さん、ご選句有難うございます。
散ってしまった木、まだ葉の残った木を見て想像しました。
原孝之 北野さん、私の観察では、幼木から早く散るように思います。
ケヤキの場合ですが、幼木は早く散り、大木は残っています。
もちろん、どんな環境にあるかで変わるかとは思います。
並木で観察すると、そんな結果だと思います。



袋とじそつと開けば雪女郎

永田 満徳 グループ管理者 並選に頂きます。
向瀬美音 頂きます。
北野 和良 永田先生、美音さん、有難うございます。励みになります。



日に三句ぼた山築き年の果




   12月第2週末 【席題で一句】

【席題】Aniko Papp氏提供 1.基本季語は、【空風】 2.傍題季語は、【空っ風
3.季語の本意は、晴れた日に吹く北西の季節風。特に上州の空っ風は有名である。
日本海側に雪を降らせる風であるが、山脈を越えて関東平野に吹き荒れる。


太りゆくこんにゃく芋やからっ風

鈴木 玉恵 頂きます。
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。
桑本 栄太郎 頂きます!!。上州はこんにゃくも有名ですね?
「てやんでぃ〜!こんにゃくの角に頭ぶっつけて死んじまいな!」
との親分の台詞が聞こえそうです。
北野 和良 桑本さん、ありがとうございます



魂に力みを抜けとからっ風

今村 征一 空風に説教されているようです。一句選に頂きます。
野島 正則 席題一句にいただきます。
北野 和良 今村さん、野島さん、有難うございます。
石井 真奈美 いただきます!
北野 和良 真波さん、有難うございます。



からっ風吾は貧乏暇だらけ




(12/12) トリプル選


見霽(みはる)かす百歳時代枯芒     

向瀬美音 頂きます。 面白い句を作りますね
北野 和良 美音さん、有難うございます。医者に行っても
百歳時代だから云々と説教されるようになりました(笑)



メロディを半音下げておでん酒

鈴木 玉恵 頂きます(*^^*)幸せそうな酒飲みの姿が目に浮かぶ。
北野 和良 玉恵さん、ご選句有難うございます。忘年会の後はカラオケですね。
鈴木 玉恵 ですです
Akiko Eguchi 特選でいただきます。
半音下げるつもりではなく、下がってる‥♪
いい感じの酔っ払いさんの光景が好きです。
おでんと共に私も酔っ払いたい
古閑 寛昭 特選に頂きます。だいぶ酔いが回ってる様子が伺えます。
向瀬美音 頂きます
北野 和良 秋子さん、古賀さん、美音さん、共感頂き有難うございます。
NHKの昼ののど自慢が大好きで、審査員気分で当てっこしています。



乱読の時代小説去年今年

今村 征一 沢山読んでいらっしゃる北野さんらしい句。並選に頂きます。
北野 和良 今村さん、有難うございます。嬉しいです。





   ■第4回漱石忌ネット句会■

   【入選17句】に一句選ばれた。  (入賞発表/2017年12月10)

12. ロボ犬に猫の座譲る漱石忌

猫の困ったような仕草が見えてきます。忌日だけでなく、
これからもその関係が続くのでしょうか。 (祝恵子)



漱石忌池に名残の三四郎


細君のさのさ唄うや漱石忌




(12/11)


顔だけは鏡に見えぬ雪女郎

大津留 直 並選にいただきます。背筋がゾーッとする瞬間を
切り取ったところ、大いに学ばせていただきます。
北野 和良 大津留さん、ご選句有難うございます。嬉しいです。



宝物また一つ増ゆ漱石忌

石井 真奈美 いただきます。
北野 和良 有難うございます。
昨年は《永遠に名の無き猫や漱石忌》で
木暮陶句郎特選5句】に選ばれ、今年も入選できての宝物です。



竈猫卵の肌に爪を立て




(12/10)


褞袍てふ絶滅危惧語慈しむ

今村 征一 そろそろ絶滅の季題になりそうですね。好きな句です。
北野 和良 今村さん、有難うございます。



休みなく鉄打つ響雪列車

野島 正則 感想です。雪列車→ラッセル車、なら、
わかりやすいかもしれないと思いました。
北野 和良 野島さん、感想を有難うございます。
雪列車はあまり一般的ではなく、季語としても怪しいとは思いましたが、
言葉の響が良いので使ってみました。



詩を醸す安息日なき冬の波

大津留 直 並選にいただきます。 「安息日なき」が説得力を醸している。
北野 和良 大津留さん、ご選句有難うございます。
毎日3句をひねり出すのに必死で休む暇もありません(笑)
原孝之 こんばんは。並選に頂きます。 北野さんの俳句への執念に一票である。
互選欄への連続記録は2000句になられるのではないだろうか?
私は先日、携帯を忘れたために連続記録が止まってしまった。
北野 和良 原さん、ご選句有難うございます。
連続の記録は取っていませんが、俳句を始めて3年半ほど。
矢数俳句を含めると5000句近く搗くていますかね。駄句の山ですが(笑)
原孝之 北野さん、おはようございます。北野さんは、
互選欄のトップ賞が二度以上ありますよね!連続は力なりです!





(12/09)


陸奥や光堂にも霜の声


竿先に鎌の上州からっ風


金婚の苦楽語りつ忘年会

鈴木 玉恵 50年を共にしたご夫婦。
今年も色々とありましたねぇ。頂きます。
牧内 登志雄 並選にいただきます。苦楽を共にして五十年。
山あり谷ありの結婚生活だったが、なんとか金婚の祝いになった。
子供たち孫たちも元気に顔を揃えての忘年会。
それぞれに立ち向かう現実を抱えつつも三代の家族が集まれる幸せ。
今にして思えば、あの時の苦労も笑い話、長かったようで
あッという間だった五十年。人生の重み、人の歴史を感じる句。
北野 和良 玉恵さん、牧内さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
私達の時代は戦後に始まり貧しい生活も経験しましたが未来の明るさを
信じ努力することが出来て幸せだったと思います。半世紀後に地球が、
世界がどう変わるのかを思うと、今の若者の不安感に同情しつつも、
励ます言葉が思いつきません。
野島 正則 並選にいただきます。金婚式、おめでとうございます。
北野 和良 野島さん、有難うございます。馬齢を重ねるばかりです。(笑)
古閑 寛昭 並選に頂きます。
北野 和良 古賀さん、有難うございます。嬉しいです。
今村 征一 鑑賞をするのに何も言葉を要らない句。特選に頂きます。
北野 和良 今村さん、特選を有難うございます。励みになります。





(12/08)


東天の沖にしずしず福だるま     


      真鴨にも昼寝タイムのあるらしく

野島 正則 並選にいただきます。のんびりした気分です。
北野 和良 野島さん、ご選句有難うございます。
先日行った洞峰池で、たくさんの鴨が一斉に岸辺に上がり昼寝していました。



海底の戦艦五隻開戦日     

牧内 登志雄 特選にいただきます。フィリピン沖の海底で
日本海軍の戦艦が米国の探索チームによって確認されたらしい。
開戦日の前日に日本でもニュースになったが、
大海原の底に朽ちて眠る鉄の塊は何を思うのだろう。掲句を目にして、
高校生のころに何回も読んだ「きけ わだつみのこえ 日本戰歿學生の手記」
で不戦の思いを強くしたことを思い出した。
北野和良 牧内さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
昨日マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏がフィリピン沖の海底で
戦艦山城、扶桑など五隻を発見したというニュースを見ました。
同氏の行動が、映画『タイタニックを引き揚げろ』(クライブ・カッスラー著)の
主人公ダーク・ピットを彷彿とさせるものがありました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kitanok/dokusho/kansho-m.htm
柳堀 悦子 頂きます。昨日のニュースで聞きました。
まだ海の底に眠っている若者がいることを忘れないようにと思います
北野 和良 悦子さん、五選句有難うございます。
発見と開戦日とが重なるというのは皮肉な偶然ですね。





(12/07)


船頭の唄朗々と炬燵舟

古閑 寛昭 並選に頂きます。熊本にも急流下りが有ります。
野島 正則 並選にいただきます。
ライン下りのような急流とは違う趣きがあるのですね。
北野 和良 古賀さん、野島さん、ご選句有難うございます。
私は最上川の雪見舟をイメージして詠みました。
桑本 栄太郎 北野さん・・・並選に頂きます!!。潮来の炬燵舟でしょうか?
冬ざれの葦の中を船頭の唄を聞きながら、炬燵酒です。唄朗々との措辞は効いています。
北野 和良 栄太郎さん、有難うございます。寒い冬ですが、風情がありますね。
今村 征一 柳川の景色が浮かびます、好きな句です。
北野 和良 今村さん、有難うございます。



検査値を眺めしぶしぶ薬喰


寒昴きみの心音百越すや

木谷 有里 並選に頂きます!  心音という言葉が新鮮です。
北野 和良 有里さん、有難うございます。
手を取り合って夜空を見上げるとドキドキします(笑)





(12/06)


草の葉に朝日煌めく霜の花

Sachiko Yokoi Hayashi 戴きます。霜の花が煌めく 好きな御句です
北野 和良 幸子さん、ご選句有難うございます。
草の葉についた霜は太陽に暖められると消えていく儚い命ですね。
向瀬美音 いただきます!
北野 和良 美音さん、有難うございます。嬉しいです。



手の裏を読みつつ雀友(とも)と切炬燵

石井 真奈美 いただきます。 よくやった若い頃を思い出します^ ^
北野 和良 真波さん、ご選句有難うございます。
麻雀は大好きで今でもやっています。
向瀬美音 いただきます。
北野 和良 美音さん、有難うございます。二つも!励みになります。



魂きはる食ふてみるかと河豚の肝




(12/05)


新しき元号推理みかん剥く

鈴木 玉恵 頂きます。気になりますね(*^^*)
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。
平和を願う意味、どんな言葉になるんでしょうね。



炉話や飛鳥義経金閣寺


招かざる客の一人や冬将軍

古閑 寛昭 並選に頂きます。確かにそうですね。
北野 和良 古賀さん、ご選句有難うございます。寒がりの私にはこたえます。(笑)





   12月第1週末 【席題で一句】

【席題】野島正則氏提供 @ 基本季語=綿虫(わたむし)
A 傍題季語=大綿(おおわた《おほわた》) 雪蛍(ゆきぼたる) 雪婆(ゆきばんば)
B 季語の説明=アブラムシ科のうち、綿油虫類の総称。白い綿のような分泌物をつけて、弱々しく飛ぶ。
初冬のどんよりと曇った日などに都会でも見かける。大綿などともいう。
北国ではこの虫が飛ぶと雪が近いということから雪虫の俗称があるが、別に早春に雪の上で活動する
トビムシ・カワラゲラなども雪虫と呼ぶので注意が必要である。

【例句】
ねむりたき綿虫の来て髪にとまる   能村登四郎
綿虫に顔の力を応と抜く   藤田湘子
はかなさは 散る山茶花か 綿虫か   伊丹三樹彦
大綿の宙に遊べる場末川   佐藤鬼房
大綿の宙のたしかさ石の上   岸田稚魚



綿虫や与党野党の区別なく


雪蛍イルミ煌めく未来都市

鈴木 玉恵 未来都市の雪蛍というのは想像できなかった。 頂きます。
北野 和良 玉恵さん、有難うございます。



雪婆瞳の中の飛蚊症

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(12/04)


目を皿に赤いバッグの冬帽子


精魂の訳語創出漱石忌


幸不幸指を折りつつ蜜柑剥く

高井 直美 並選に頂きます。蜜柑の香りがしてくるように感じます。
北野 和良 直美さん、ありがとうございます??嬉しいです。
古閑 寛昭 並選に頂きます。
木谷 有里 並選に頂きます!
幸不幸の入れ替わりがなぜか激しくなる師走ですね!
北野 和良 古閑さん、有里さん、ご選句有難うございます。
禍福は塞翁が馬ですね。





(12/03)


終列車未練ありげなマスクの目

原孝之 こんばんは。特選に頂きます。
終列車という言葉に昭和の上野駅を想像する。家出のお嬢さんを想像するが、
他のストーリーもあるかもしれない。どんな未練なのだろうか?
この主人公は女性だろうと思う。男性だとストーリーにならない。(笑)
北野 和良 原さん、ご選句有難うございます。
恋人と別れて旅立つ娘をイメージしました。なごり雪の世界です。
原孝之 北野さん、私もそれはイメージしました。東京から失意の帰郷ですね。
桑本 栄太郎 北野さん・・・特選に頂きます!!。
眼は口ほどにものを言うとも、又眼力との言葉もありますね?
昔の中国では戦いの前に、姫巫女を数十人も並ばせ相手を睨み、
威すくめてから戦闘を始めたとも言われています。
御句に色々なシーンと物語りが彷彿され、とても好きな句です。
挨拶の句を!「殊更にマスクの女医の美しき
北野和良桑本さん、特選と深い鑑賞、それに挨拶句まで添えて頂き有難うございます。
古代中国のお話、私が読んだ『陋巷に在り(最終) (13巻)魯の巻』(酒見賢一著 新潮社)
にそのような記述があるのを思い出しました。
孔子が魯の国で大司寇(警察長官)として政治に参画したが、
隣国・斉が『斉国中の女子の好(ヨ)き者八十人を選ぶ。皆、文衣を着せて、康楽を舞わせ、
文馬三十駟(120匹)、魯君に遣(オク)る』『女楽文馬を魯の城南の高門の外に陳(ツラ)ぬ』

(実はただの美女ではなく、呪術・妖術を使う女たちだったらしい
)という奇策で魯を籠絡したため、孔子は失脚し魯を去ったということです。
女性の眼力は恐ろしいですね。
『陋巷に在り(最終) (13巻)魯の巻』 酒見賢一著 新潮社
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kitanok/dokusho/roko_7.html
桑本さんも宮城谷昌光の著書をたくさん読んでおられるのですね。
私も好きな作家の一人で、(宮城谷昌光)
1.花の歳月 3.夏姫春秋 9.天空の舟 10.王家の風日 11.沈黙の王
13.玉人 20.侠骨記 23.介子推 26.猛嘗君 32.長城のかげ 40.宴子
42-44.太公望(1-3) 57-58.青雲はるかに 60-69.奇貨居くべし(1-5)
130.華栄の丘 などを読みました。 お暇があれば読書室をご笑覧下さい。
⇒http://www2s.biglobe.ne.jp/~kitanok/dokusho/kansho-m.htm



西郷(せご)どんがアイボを連れて冬の朝     


乙姫のもてなしに酔ひ鮟鱇鍋




(12/02)


らいてふがモデルなりとや漱石忌


ロボットに忖度迫る年用意

鈴木 玉恵 頂きます。ロボットに忖度を迫る!なんて奇想天外な発想。
そんなロボットが出来たらもはや古女房の出番はありません(;^_^A
北野 和良 玉恵さん、ご選句有難うございます。
最新のロボットは自ら学習してどんどん賢くなるそうです。
会話をするロボットがこちらの考えを忖度して応じてくれるようになれば
独身者には嬉しいかも知れませんね。



在りし日の面影偲び菊を焚く

藤倉浩正 並選に頂きます。焚き火の煙かそれとも思い出に
泣いている人が背を丸めて火を眺めているの姿を感じます。
北野 和良 藤倉さん、ご選句有難うございます。
最近、学友や遊び仲間の訃報が続き、残念でなりません。
野島 正則 並選にいただきます。面影偲ぶは、
具体的なもの、姿を詠むと、更に味わい深くなると感じました。
北野 和良 野島さん、ご選句有難うございます。
ご意見、参考にさせて頂きます。





(12/01)


ゆうるりと老いも若きも鶴の舞


      裸婦像のなべてかわらけ散紅葉

今村 征一 そう言われればそうですね!!!
北野 和良 今村さん、こんにちは。中世ヨーロッパの絵画では木の葉や髪の毛で
隠すのが定番でしたが、彫刻ではそういうテクニックも使えませんね。
牧内 登志雄 昔、西洋のお坊さんが彫刻の「丸出しは欲情を煽る」というので、
片っ端から葉っぱで隠す加工をしたら、かえって扇情的で芸術的価値が損なわれた
という話がありますね。それにしても、着眼点に感服の一句! 「散紅葉」が効いている。
北野 和良 牧内さん、キリスト教と芸術家の鬩ぎ合いは面白いです。
こんな本を読みました。『股間若衆 (男の裸は芸術か )』 (木下直之著 新潮社)
http://sky.geocities.jp/kitano555_2010/dokusho_2012/576_kokan_wakashu.html
牧内 登志雄 「曖昧摸っ糊り」とは、これまた秀逸。
原孝之 こんばんは。並選に頂きます。北野さんの十八番のエロティシズムある句。
かわらけは、土器のことと思いきや、女性の陰毛のないことも「かわらけ」ということを知った。
確かに裸婦像には体毛まで描ききれない。散紅葉は木が衣服を脱ぐ姿とも云える。
手の込んだエロティシズムある句になった。
北野 和良 原さん、ご選句と鑑賞を有難うございます。
裸婦像の堂々とした立ちっぷりにいつも感心しています。



初雪や駆けゆく赤いピンヒール











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