My 俳句手帖(復刻版)    2015 November        トップへ                



(11/30)

胸の児の足でおねだり冬うらら



漢クロス「音書」に悩む冬座敷     

(音書(インショ):手紙)




(11/29)

(俳句大学 11月句会)

胸の児の足でおねだり冬帽子  (1点)       パズル解く難語ちらほら敷炬燵  (0点)




(11/28)

      飛行船遥かに目指す冬銀河

⇒ 飛行船いつになるやら冬銀河




(11/25)

お下げ児の手にマイカメラ冬のバラ     




(11/24)

鯛焼きやあの日の彼の恵比寿顔




(11/23)

好きや好きそやねんけどと生姜酒      告げられてこいさんわても小春晴れ



      クレーンが吊り上げてゐる冬の月




(11/21)

冬灯り赤提灯の稀勢の里      




(11/19)

      冬凪や臥竜の岩に甲羅干し




(11/18)

冬浅し栄華を偲ぶ六義園     




(11/17)

      公園の木葉色づき冬支度




(11/14)

駅カフェもはや天井にクリスマス     


      小春日や結城の街の寺巡り




(11/13)

僧たちの唱名に和す蕪村の碑     

蕪村の句  「肌寒し己が毛を噛む木葉経」   (結城市弘経寺)





(11/12)

      紅葉散る期待外れのWin10




(11/11)

冬立ちてこの公園を独り占め     




(11/08)

      O/Sの再インストールし冬支度




(11/07)

◆ 第7回ネット句会・入選句

栗飯に徳利一本父の貌          【渡部稲穂先生 佳作】

星合の空に行き交う夜行便        【井伊辰也さん 特選】

(古代と現代の恋愛事情の対比であり、また、ロマンティックとリアルという対比でもあり面白い。)


秋の海アルファロメオの助手席に  (0点)




(11/06)

細君の戻り待ちつつ秋読書     




(11/05)

      竜神の紅葉狩りにと淵を出ず



(インターネットラジオ「FM845」投句)

岩ばしる水の翼や秋澄めり       鶺鴒の舞ふや翼に色弾け




(11/04)

竜神の見守る山の紅葉狩り     




(11/03)

      浮雲とよもぎ饅頭文化の日




(11/02)

筑波嶺を背に七色の帆を広げ     




(11/01)

      秋凪に出陣を待つ帆引舟 和

帆引舟は適度な風で帆をあげ映える。強風だと満帆にはしないし、微風だと帆が垂れて見映えしない。
今日は七色の船が出る予定。




ヴィオロンと尺八の音や秋の野に     

平沢官がの野外ステージで、川井郁子さんと小湊あきひささんのコラボ演奏が行われた。
古典文学をイメージした曲。








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