自作俳句手帖(復刻版)    2014 December        トップへ                



(12/31)

     《銀杏を剥くが大役大晦日》

(俳句大学投句  ↑  ↓ )

《寒鰤や片肌脱ぎの日向ぼこ》    


     《慈姑剥き遠藤の顔思い出し》

《大蝦に心張り棒の気合入れ》    




(12/30)

     《餅玉に財布の緩む年用意》


《裸木の沈黙の声肌に聞け》    




(12/28)

     《知恩院身を投げて突く除夜の鐘》

⇒ 《身を捨てよ衆生に示す除夜の鐘》    《身を捨てて諸行無常や除夜の鐘》




(12/27)

《牡丹菜の露の光るや年迎う》    




(12/24)

     《数え日に齢を重ね指を折る》




(12/23)

《剥き玉子つるりと逃げるおでん鍋》    




(12/09)

     《隠袋(ポケット)に希望忍ばせ暮選挙》

◆ 明治の言葉(その8) 漱石『三四郎』より
・御廃(およ)しなさい     ・隠袋(ポケット)
・端書(はがき)     ・頑是(がんぜ)ない





(12/08)

俳句大学東京句会12月

《同窓に燃える暖炉やセピア色》  【1点】    


     《春となり助手席はまだ空いてます》  【0点】




(12/07)

《千ひらの言の葉つむぎ年用意》    




(12/02)

     《木枯らしも教えてくれぬ侘びと寂び》




(12/01)

《雨粒が誘う一千年の未来》    






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